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FFRI、検出エンジンのロジック強化し、新機能「クラウド連携機能」を標準搭載した「FFRI yarai Version 3.3」をリリース

FFRIは11月15日、振る舞い検知技術を使用した5つの自社開発エンジンで既知・未知のサイバー脅威を防御する次世代エンドポイントセキュリティ「FFRI yarai Version 3.3」をリリースすることを発表した。最新の脅威動向に対応した検出エンジンの強化をはじめ、検出精度向上とシステム管理者の負荷を大幅に低減する「クラウド連携機能」を新たに搭載した。

「FFRI yarai Version 3.3」は、最新のサイバー攻撃への対策強化をはじめ、既存の検出ロジック改善による検出精度の向上や、近年運用が増加しているWindows Defenderと同居時のパフォーマンス向上などの改善を盛り込んだものとなっている。

また、検出精度を向上し、システム管理者の負荷を低減する新機能「クラウド連携機能」を実装。この機能は、世界中から収集した脅威情報のデータベースを持つFFRI独自のクラウドと連携することで、FFRI yaraiの検出精度を向上させ過検出を低減することができる。

これまで、過検出判定にかかる一連の作業は管理者が手動で行なっていたが、過検出判定を自動でFFRIの脅威情報データベースに問い合わせることで、管理者の業務負荷と運用コストを大幅に低減する事が可能になるとしている。また、クラウド連携機能は今回のバージョンアップより標準搭載となり、追加費用なしで利用できる。
 

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