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NTTデータ先端技術、「脅威ベースペネトレーションテスト実施支援サービス」を提供開始

NTTデータ先端技術は11月25日、セキュリティ対策体制評価や事故が起きた際の迅速な復旧(サイバーレジリエンス)強化を支援する「脅威ベースペネトレーションテスト(Threat Led Penetration Test:TLPT)実施支援サービス」(TLPT実施支援サービス)の提供を開始することを発表した。

TLPTとは、攻撃者側の視点で作成した脅威シナリオに基づいてシステムに対し疑似的な攻撃を行なうことで、侵入や情報漏えいの可能性等について、システム環境だけでなく攻撃時の対処方法までを含め、総合的なセキュリティ対策状況を評価する手法。

「TLPT実施支援サービス」では、現実に発生する可能性があるサイバー攻撃のプロセスを脅威シナリオとして作成する「脅威シナリオ作成支援メニュー」をはじめ、ハッキング技術に精通したプロフェッショナルがユーザーのシステムに対し疑似攻撃を行なう「レッドチーム実施支援メニュー」を備えている。

また、疑似攻撃を仕掛ける「レッドチーム」と、防御を行なうセキュリティチーム「ブルーチーム」を統括し、実施体制や日程調整をはじめ、レッドチームがシナリオ外の攻撃を行っていないか等、審判役としての機能を持つ「ホワイトチーム体制構築支援メニュー」を取り揃えている。

これにより、企業界固有もしくは組織固有の実際に起こりうるリスクを調査・検証し、事前の防御策だけでなく、適切なサイバーレジリエンス強化へつなげることが可能になるとしている。
 

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