ジュニパーネットワークス、サイバーセキュリティに関する調査レポートを発表
- 2019/12/12 10:00
- SecurityInsight
ジュニパーネットワークスは12月10日、OvumResearchと共同で実施したアジア太平洋地域(APAC)のサイバーセキュリティに関する調査レポートを発表した。
今回の調査はシンガポール、中国、オーストラリア、日本、韓国、インドなどAPAC全域のサービスプロバイダのIT責任者51名を対象に実施され、その結果、分散型クラウド、IoT、5Gといった新しいテクノロジーの導入が進むなか、APACのサービスプロバイダが自社のセキュリティインフラに強い懸念を抱いていることが明らかになったとしている。
■今回の調査結果の概要
APACのサービスプロバイダーの多くがセキュリティ対応での遅れを感じており、調査からも重大な懸念が明らかになった。
・29%が現在のファイアウォールに高い満足度を示している
・65%が来年中にファイアウォールのアップグレードを予定している
・61%が今後2年間にファイアウォール製品やサービスへの投資を計画している
この他、「分散型クラウド、IoT、5Gがもたらす複雑かつ新たなセキュリティ課題」や「侵入検知、クラウドセキュリティ、ファイアウォールの性能向上」「セキュリティツールとネットワークの統合管理」について調査結果を発表している。