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東芝情報システム、産業用制御システムのセキュリティツール「Tripwire Industrial Visibility」を販売開始

東芝情報システムは1月27日、トリップワイヤ・ジャパンのディストリビューターとして、「Tripwire Industrial Visibility」を販売開始することを発表した。

「Tripwire Industrial Visibility」は、ITとOTを区別することなく企業内の情報資産を洗い出し、IEC62443やNISTといった産業系セキュリティの国際基準に準拠した運用をサポート。また、ファームウェアやデバイスの脆弱性とセキュリティリスクを評価することができるため、専門知識を必要とせずにネットワークマップの作成やICSネットワーク内での異常を簡単に視覚的に特定することができる。

さらに、機械学習を使用した脅威に対するモニタリング分析により、通常のふるまいと通常のネットワークトラフィックパターンのベースラインを作成し、そこから逸脱した場合には管理者に警告が可能となる。

■「Tripwire Industrial Visibility」の特徴
・多数のプロトコルをサポート
OMRON、MITSUBISHI、YOKOGAWA等の国内メーカーを含む国内外大手10社、100以上のICSプロトコル(Industrial Ethernet接続のみ)をサポート

・ネットワークのトラフィックフローをマッピング
機械学習機能によりネットワーク上の情報資産を洗い出し、それらのトラフィックの流れをマッピング

・脆弱性の検出
パッシブスキャンにより、操作を中断することなくCVEを検出

・攻撃に対する保護
脅威に対し、その情報資産の脆弱性とセキュリティリスクを提示

・セキュリティ管理の自動化
変更管理機能およびイベント監視機能により、ベースライン(定義した安全な状態)から逸脱した行為を検知
 

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