TwoFive、なりすましメール対策支援クラウドサービスを拡充

TwoFiveは1月29日、米Area 1 Security社と国内販売代理店契約を締結し、クラウド型のフィッシング対策サービス「Area 1 Horizon」の提供を開始することを発表した。

「Area 1 Horizon」は、予測分析と機械学習のアルゴリズムにより、既存のアンチスパムソリューションでは検知が難しいフィッシングを検出し、すべてのトラフィックベクトル(電子メール、Web、ネットワーク)にわたるフィッシング攻撃を、ユーザーに影響が及ぶ前に無効にする。

高速Webクローラー「ACTIVESENSORS」を世界中に配備し、積極的にクローリングしており(2週間で60億ページ以上)、フィッシング攻撃サイクルの初期段階におけるフィッシングキャンペーン、攻撃者のインフラストラクチャ、攻撃の配信メカニズムを特定。

また、2,500億を超える攻撃メタデータ、5ペタバイト以上の攻撃データウェアハウスを独自のスモールパターン解析エンジン「SPARSE」で包括的に分析し、ACTIVESENSORSネットワークによって生成されたデータセット内の脅威を発見する。

「Area 1 Horizon」はこれらのテクノロジーにより、攻撃が開始される前に、新たなフィッシングサイト・キャンペーンを見破り、Virus Totalなどの業界リソースの24日前に悪質なフィッシングサイトやマルウェアを検出している。

クラウドサービスのため導入が容易で、セキュアメールゲートウェイ(SEG)、セキュアWebゲートウェイ(SWG)、ファイアウォール、SIEMなど、既存のセキュリティソリューションとスムーズに統合することが可能で、他のソリューションでは見逃してしまう少量の標的型フィッシングからユーザーを保護する。

「Area 1 Horizon」は年間契約の他に、既存の防御対策をすり抜けたフィッシング攻撃の防御に対してのみ費用が発生するPay-per-Phishモデルを選択することも可能となっている。
 

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