米KnowBe4社、日本向けセキュリティ意識向上教育プログラムを発表

米KnowBe4社は2月27日、日本市場での増大するセキュリティ意識向上トレーニングへのニーズに応えて、日本向けセキュリティ意識向上教育プログラムを発表した。同時に、日本市場での事業戦略を発表した。

日本向けセキュリティ教育プログラムでは、本番さながらのソーシャルエンジニアリング攻撃の模擬演習を多言語対応プラットフォーム上で提供。「意識レベル」と「知識レベル」の視点からメールセキュリティ、SNSの使用など7つのカテゴリーに関して、組織全体の強み、弱みを定期的に評価することで、その評価を数値で洞察し、評価結果に基づいて、弱みを補完すべき追加トレーニングコースの受講が随時プラットフォーム上で指示される。

日本市場での事業戦略については、販売代理店との協業ネットワークの構築し、日本市場でのニーズをいち早く吸い上げ、トレーニングコンテンツやフィッシングテンプレートなどの拡充を目指す。

また、フィッシングメールの緊急対策として、Phish Alertボタンを各種メーラーのアドインとして無償提供。Phish Alertボタンは、メーラーのアドインとして組み込まれ、ワンクリックで不審メールをIT部門へ報告することでき、報告と同時に受信ボックスから不審メールは削除される。

これと併せて、IT部門での不審メールのトリアージ(優先順位付け)処理を自動化するためのPhishERを日本市場で正式にリリースし、セキュリティマネージドサービスプロバイダーの「インシデントレスポンスの初動対応」としても提案していくとしている。
 

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