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ALSI、ワークフロー機能を強化した情報漏洩対策シリーズ「InterSafe ILP Ver.7.0」を発売

アルプス システム インテグレーション(ALSI)は3月5日、情報漏洩対策シリーズ「InterSafe ILP」のバージョンアップ版を発売することを発表した。

今回のバージョンアップでは、ファイル利用におけるワークフロー機能を強化し、ファイル持ち込み申請時の無害化や外部送信時の暗号解除申請など、セキュリティ強化と柔軟な運用が行なえる。また、建設・製造業をはじめ、要望の多かったAutoCADの自動暗号化に対応し、より幅広い利用ニーズに対応した。

■バージョンアップによる機能強化ポイント

1.ファイル持ち込み申請時の無害化(InterSafe DeviceControl+InterSafe WorkFlow)
ファイル持ち込み申請時に、ファイル無害化製品と連携して自動的に無害化処理を行なう。これにより、外部から持ち込むファイルを経由したウイルス感染を未然に防ぐとともに、管理者による承認時のセキュリティチェックを効率化する。

2.ワークフローによるファイル暗号解除・アクセス権限変更(InterSafe FileProteciton+InterSafe WorkFlow)
暗号解除権限が付与されていないユーザーが取引先にファイルを送信するような場合に、申請・承認ワークフローを通じて暗号解除やセキュアファイル(パスワード付きZIPファイル、自己復号型暗号ファイルなど)への変換、アクセス権限変更が可能となる。管理者は申請・承認の履歴や、申請ファイルの原本を管理画面から確認することができるため、証跡管理としても有効。

3.有効期限超過ファイルの自動削除(InterSafe FileProtection)
自動暗号化フォルダー(ファイル保存時に自動的に暗号化できるフォルダー)上で、有効期限超過後にファイルを自動削除し、あわせて削除ログを取得・保存する。これにより、個人情報保護委員会「個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン」が求める不要な個人情報の速やかな削除および削除の記録に対応した運用が可能となる。

4.暗号化対象アプリケーションにAutoCADを追加(InterSafe FileProtection)
AutoCADファイルを、あらかじめ設定したフォルダーに保存するだけで自動的に暗号化。建設・製造業をはじめ、AutoCADファイルを利用するユーザーのセキュリティ対策を強化する。
 

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