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JPCERT/CC、「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」の脆弱性に関して注意喚起

JPCERT/CCは3月16日、トレンドマイクロの「ウイルスバスター ビジネスセキュリティ」の脆弱性に関して注意喚起を行なった。これは、トレンドマイクロによる同製品の脆弱性に関する発表があったのを受けてのこと。トレンドマイクロによれば、この脆弱性はすでに攻撃に悪用されているという。脆弱性が悪用された場合、攻撃者が「ウイルスバスター ビジネスセキュリティエージェント」上のコンポーネントの改竄を行なう可能性がある。

対象対象となる製品およびバージョンは次のとおり。

・ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0 SP1 Patch(ビルド 2190)より前のバージョン
・ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 9.5 Critical Patch(ビルド 1525)より前のバージョン
・ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 9.0 SP3 Critical Patch(ビルド 4417)より前のバージョン

トレンドマイクロからこの脆弱性を修正するパッチが提供されており、対象の製品に対し適切なパッチを適用するようJPCERT/CCは呼びかけている。
 

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