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NRIセキュア、ダークウェブなどのサイバー空間から脅威情報を検出し、デジタル資産の保護を支援するサービスを提供開始

NRIセキュアテクノロジーズは3月17日、ダークウェブを含むサイバー空間から脅威情報を早期に検出し、企業のデジタル資産の保護に向けて、情報セキュリティの専門家がリスク分析や助言を行なう「マネージド脅威情報分析サービス」を提供することを発表した。

このサービスは、これらサイバー空間上のリスクを低減し、企業が抱える課題を解決するために開発されたマネージドセキュリティサービス。脅威情報の検出・分析をはじめ、重要度の高い脅威の抽出およびこのサービス導入企業の担当者への通知、定期レポートの提供、助言までを、NRIセキュアが一元的に担当する。

当該企業におけるセキュリティ関連業務の一部をNRIセキュアが代行することで、人員不足や運用負荷の軽減を図り、多様化・複雑化するサイバー攻撃に対して、プロアクティブに対応することで被害を防ぐことが可能となる。

■「マネージド脅威情報分析サービス」の主な流れ

1.ダークウェブでやり取りされる情報を含む、広範囲かつ高精度な脅威の検出
サービス利用開始時に、サービス導入企業の保有するデジタル資産についてヒアリング。この情報をもとに、NRIセキュアが、ダークウェブを含むインターネット上のあらゆるサイトでやり取りされる情報を監視する。監視にあたっては、AIを活用した解析機能を有する脅威インテリジェンス製品を複数組み合わせることで、単一製品を用いた同様のサービスに比べて、より広範かつ高精度にサイバー空間上の脅威情報を検出できる。

2.セキュリティ専門家が脅威情報を抽出し、緊急度や重要度を分析
最新のセキュリティ技術や脅威の動向に精通したNRIセキュアの専門家が、日々発生する膨大な脅威情報を抽出し、分析。サービス導入企業の立場で、緊急性や重要度に応じた脅威情報のレベル分けを行なう。

3.緊急性の高い事象について、通知や助言を実施
重大なセキュリティインシデント(事件・事案)につながる可能性の高い場合に限り、サービス導入企業のセキュリティ担当者に通知し、対応策もあわせて提示。また、定期的なレポートの中で、過去に抽出した脅威情報を集計し、傾向分析や推奨対応策の方針などを報告する。

 

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