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トレンドマイクロ、クラウド環境を保護する新ソリューション「Trend Micro Cloud One」を提供開始

トレンドマイクロは3月24日、クラウド環境を保護するソリューション「Trend Micro Cloud One」を6月1日から順次提供開始することを発表した。

「Cloud One」は、多様化するクラウド環境の保護に必要な6つのセキュリティサービスで構成される。仮想マシン、ネットワーク、コンテナ、クラウドストレージ、サーバレス向けのセキュリティサービスに加えて、クラウド環境の設定不備をスキャン・可視化するサービスを提供。法人組織のシステム管理者は、「Cloud One」の統合管理画面からクラウド環境の保護に必要な6つのセキュリティを一元管理することができる。

その第一弾として「Trend Micro Cloud One – Workload Security」を6月1日に販売開始。このサービスは、Webサーバー、アプリケーションサーバーなどに利用されるクラウド型の仮想マシンにインストールするセキュリティモジュールを用いて仮想マシンを保護する。

■「Trend Micro Cloud One – Workload Security」の主な機能

・不正プログラム対策:
クラウド上の仮想マシンに侵入しようとする不正プログラムを検知・駆除。
・Webレピュテーション:
接続先ドメイン、Webサイト、Webページが不正な場合にアクセスをブロック。
・IPS/IDS(侵入防御):
OSやアプリケーションの脆弱性を悪用する攻撃からシステムを保護。
・アプリケーションコントロール:
アプリケーションをホワイトリスト化し、許可されていないアプリケーションプログラムの実行を検知・ブロック。
・ファイアウォール:
IPやMACアドレス、ポートなどによるフィルタリングでシステムを保護。
・変更監視:
OSやアプリケーションの重要なファイル・レジストリを監視し、システムへの不正な変更、改ざんを検知。
・セキュリティログ監視:
OSやアプリケーションのログを解析し、監視対象のシステムの重要なセキュリティイベントを可視化。インシデント発生時のアラート通知や、SIEMなどでログの一元管理も可能。

 

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