SecurityInsight | セキュリティインサイト

エンカレッジ・テクノロジ、サーバーセキュリティ対策ソフトウェア「ESS AdminGate」の最新バージョンを発売

エンカレッジ・テクノロジは4月10日、特権ID管理や証跡管理などのサーバーセキュリティ対策をオールインワンで行なうソフトウェア「ESS AdminGate」の価格体系や機能を大幅に強化した最新バージョンV3.1を販売開始することを発表した。

「ESS AdminGate」は、システムの特権IDの管理、ログ収集&不正アクセス検査、動画による操作記録など、さまざまなセキュリティ対策機能をオールインワンで行なう。今回のバージョンアップでクラウドサービスへの対応を強化するなど機能を大幅に拡張したほか、サービスプロバイダー向けの価格体系を新設したことにより、従来以上に幅広い業種・業態の使用が可能となる。

■バージョン3.1の主な機能拡張点

1.パブリッククラウドサービスへの対応を強化、Linux Serverの鍵認証にも対応
・正式なサポート動作環境として、従来のVMWare Hypervisor(ESXi)やMicrosoft Hyper-Vなどのプライベートクラウド環境に加え、アマゾン ウェブ サービス(AWS)を新たに追加。
・Linux Serverでは標準の設定になっている場合が多い鍵認証の方式に対応。
・管理対象Linux OSとして新たにAmazon Linux2が管理できるように。

2.ワンタイムパスワードによる多要素認証に標準で対応、二種類のデバイスを選択可能に
・ESS AdminGateの利用ユーザーに対する認証をID、パスワードに加えて、ワンタイムパスワード(OTP)による多要素認証を設定することが可能に。
・拡張機能として、OTPの方式に関しGoogle Authenticatorを利用する方法(ソフトウェアトークン)とハードウェアトークンが選択可能となり、ユーザー単位でOTPの適用有無も設定可能に。

3.「シンプルノード」によりさまざまなシステムの特権IDを管理可能に
・管理対象のシステムについて、従来の管理対象ノード(通常ノード)に加え、よりシンプルな機能範囲で提供する「シンプルノード」の登録が可能に。

4.使いやすさの向上
・ユーザーが自身のタスクやワークフローの状態を俯瞰的に確認できるダッシュボードを改善、またワークフローにおける緊急申請の実行可否をノードグループ単位で設定可能に。
 

関連リンク

プレスリリース