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情報通信研究機構、実践的サイバー防御演習「CYDER」の教材を期間限定で一般公開

情報通信研究機構(NIC)ナショナルサイバートレーニングセンターは5月12日、同センターが推進する実践的サイバー防御演習「CYDER」の周知啓発の取り組みの一環として、期間限定で過去の演習教材の一部の一般公開を開始することを発表した。

これは、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言の発出を受け、ITシステムを利用する人たちが十分な学習機会の確保が困難な状況となっていることから、サイバーセキュリティに関する技術や知識を必要とする人の学習の一助とするために行なうものとなっている。

■「CYDER」教材の一般公開の概要
1.提供内容:過去の演習シナリオを課題単位で再構成した教材を提供
2.提供方法:Webサイトで申請を受け付け、指定場所からダウンロードする形で提供
3.提供期間:5月12日から当面の間(同機構の判断による)
4.対象:組織内において情報システムの管理に携わる人、その人材育成に関わる人、その他サイバー防御演習に関心のある人など
5.費用:無料

■利用例
1.外出が難しい状況下の在宅勤務等における学習教材
2.組織内での研修用教材
3.研修・教育を今後担当する方自身のトレーニング用教材

 

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