日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会が活動開始

日本コンピュータセキュリティインシデント対応チーム協議会(日本シーサート協議会またはNCA)は5月12日、日本におけるコンピューターセキュリティインシデント対応(CSIRT活動)を基にしたサイバーセキュリティ対策の普及促進に貢献するため、4月1日から活動を開始したことを発表した。

NCAは2007年に6チームにより任意団体として設立。以来、自組織や業界といった枠組みを超え、草の根レベルでの産官学連携によるCSIRT活動を推進してきた(2019年末時点で408チームが加盟)。これまでの活動を短期間で強化して新たなステージに進むために、今回、組織を一般社団法人化し、次に示す取組みを推進することにしたとしている。

・全国で発生するインシデントへの対応で連携を実現するため、3,000チームの加盟を目指す
・3,000チームがチーム「NCA」として機能していくための運営基盤を整備する
・各チームが「正義の味方」として「互助」を実現できるように、地区活動、チームトレーニング活動を通じて「サイバーセキュリティ基礎能力」を自主的に向上させる場を提供し、さらに実践的な演習による連携強化を図る
 

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