マクニカネットワークス、テレワーク環境セキュリティ評価サービスを提供開始
- 2020/05/22 10:30
- SecurityInsight
マクニカネットワークスは5月21日、テレワーク環境におけるセキュリティ課題の有無を評価し、改善アドバイスを行なう「テレワーク環境セキュリティ評価サービス」の提供を開始することを発表した。
「テレワーク環境セキュリティ評価サービス」は、今年2月にマクニカが関係会社化したＳ＆Ｊ社と共同で、同社の提供していたセキュリティ評価（社内環境のセキュリティアセスメントサービス）をテレワーク環境向けに特化させたもの。総務省「テレワークセキュリティガイドライン第4版」の内容解釈を加味した脅威シナリオを作成し、それをもとに評価を行なう。
主に技術的なセキュリティ対策の充足度の状況を可視化し、企業が導入したテレワーク環境の現状課題と改善項目を明確化し、対策案を含めて報告。ヒアリングを通してユーザーごとのテレワーク環境に合ったシナリオを選定、評価し、テレワークセキュリティガイドラインに記載されている、システム管理者が実施すべき対策6項目の達成度評価を実施する。
このサービスは、マクニカが提供をしていた侵害リスク調査サービスを補完するものになる。企業がテレワークに移行することによって発生するリスクを可視化し、すでに侵害された端末をあぶり出す、ユーザーの実環境を調査するサービスと合わせて利用することで、テレワーク環境の課題点の整理と把握から実際の侵害範囲まで、テレワークにおけるセキュリティ調査を幅広く実施することができる。