SecurityInsight | セキュリティインサイト

ファイア・アイ、マルチクラウド向けセキュリティ集中管理ソリューション「FireEye Cloudvisory」を提供開始

ファイア・アイは5月26日、プライベート、パブリック、ハイブリッドの各クラウド環境向け統合セキュリティ集中管理ソリューション「FireEye Cloudvisory」の提供開始を発表した。

クラウドネイティブなアーキテクチャを元に設計された「FireEye Cloudvisory」はFireEyeクラウド・ソリューション・ポートフォリオをベースとしており、拡大を続けるクラウド上の設定ミスや脅威対応などを集中管理。エージェントなどを追加することなく、クラウドサービスプロバイダーによって提供されるAPIを通じて機能する。

従来のセキュリティ対策技術は、スケーラビリティや追加投資の観点からクラウドへの導入には不向きであるため、「FireEye Cloudvisory」はそれらの課題を解消しつつ、クラウド管理に最適化するため、以下の機能が考慮されている。

・可視化:
集中管理ツールとして、クラウド上のアセットおよびワークロード、セキュリティ管理やイベントを可視化
・コンプライアンス:
コンプライアンスや事前設定されたルールの違反を検知・修正
・攻撃防御:
マイクロセグメンテーションを活用し、攻撃を検知・防御

「FireEye Cloudvisory」は「FireEye Helix」と連携し、検出されたインシデントに対してインテリジェントな自動レスポンスを実施することも可能。また、「FireEye Detection On Demand」と「FireEye Messaging Security」と連携させることで、クラウド上のコラボレーションツールやクラウド・ストレージ上で発生した脅威を特定することもできる。
 

関連リンク

プレスリリース