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IPA、「サイバーセキュリティ経営ガイドライン Ver 2.0 実践のためのプラクティス集」を公開

経済産業省と情報処理推進機構(IPA)は6月3日、「サイバーセキュリティ経営ガイドライン Ver 2.0 実践のためのプラクティス集」を公開した。

「サイバーセキュリティ経営ガイドライン Ver 2.0」は2017年11月に発行されたもので、ガイドライン記載の「重要10項目」を実践するには具体的な事例から手順や着手の際の考え方などを把握し理解する必要があるという声を受けて、今回、国内での実践事例を基にしたプラクティス集を作成した。

このプラクティス集は「情報セキュリティの取組みはある程度進めてきたが、サイバー攻撃対策やインシデント対応は強化が必要。それに向けた体制づくりや対策は何から始めるべきか」と考えている経営者やCISO等、セキュリティ担当者を主な読者と想定し、ガイドラインの「重要10項目」を実践する際に参考となる考え方やヒント、実施手順、実践事例を記載している。

プラクティス集の構成は以下のとおりで、経営者には第1章が、CISO等やセキュティ担当者には全体が参考となるよう構成されている。
 
 はじめに
 第1章 経営とサイバーセキュリティ
 第2章 サイバーセキュリティ経営ガイドライン実践のプラクティス
 第3章 セキュリティ担当者の悩みと取組みのプラクティス
 付録  サイバーセキュリティに関する用語集
     サイバーセキュリティ対策の参考情報

第2章では、サイバーセキュリティ強化のために実践すべきファーストステップを重要10項目ごとにまとめている。第3章では、事例の妨げとなる課題やセキュリティ担当者の悩みに対し、実際に試みられた工夫の事例を紹介している。
 

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