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三井物産セキュアディレクション、サイバー保険を付帯したワンストップ セキュリティ サービスの販売を開始

三井物産セキュアディレクション(MBSD)と三井住友海上火災保険は6月4日、MBSDが開発・販売しているクラウドベースのセキュリティソリューション「MBSD Global Security Platform」(MGSP)に、三井住友海上が提供するサイバー保険を付帯したワンストップセキュリティサービスを共同開発し、6月に販売を開始することを発表した。

このサービスは、悪意あるウェブサイトへの通信の検知・ブロックとマルウェアに感染したパソコンの特定・隔離に加えて、運用支援および有事の際の初動対応サービスを提供するなど、ワンストップでセキュリティ対策を行なう。中小企業から大企業まで幅広く展開するとともに、大企業の子会社・関連会社の統一的なセキュリティ対策としての活用も想定されており、柔軟性と拡張性を備えている。

■このサービスの主な特徴

1.ワンストップでサービスを提供
「MGSP」に、利用状況を可視化するための簡易レポートの提出や異常を検知・ブロックした場合のユーザーへの通知等の運用支援を付帯することで、IT担当者が不足しがちな中堅・中小企業のセキュリティ対策に関する負荷を軽減。また、充分な人員確保により、インシデント発生時のログ調査、現地駆け付け支援、マルウェア感染が疑われるパソコンの解析等、日本全国で迅速に初動対応を実施できる体制を整えており、異常の検出から初動対応までをワンストップで実行する。

2.サイバー保険により初動対応費用を補償
サイバーセキュリティ業界の慢性的な人手不足により高額になりがちな初動対応費用を保険で補償することで、資金不足による初動対応の遅れを防ぎ、迅速な対応につなげる。

3.混合型脅威インテリジェンスを搭載した高機能・低価格なクラウド型出口対策
MBSDが独自に蓄積した情報に加え、世界中から収集した250億件を超える不正サイトやマルウェア等の脅威情報を活用することで、インターネットへの接続をリアルタイムに精査し、悪意あるサイトへの誘導等を検出した際、接続の遮断やパソコン端末の隔離を自動実行する。
 

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