FRONTEOとサイファーマ、協業してAIを活用したサイバーインシデント分析と予測型サイバーインテリジェンスを提供
- 2020/08/21 10:00
- SecurityInsight
FRONTEOとサイファーマは8月19日、企業がサイバー攻撃を回避し、より効果的なサイバーインシデント分析戦略を実現することを支援するための新たな戦略的パートナーシップを発表した。
両社は、FRONTEOのAIエンジン「KIBIT」によるテキスト解析技術とサイファーマの脅威ディスカバリー＆サイバーインテリジェンスプラットフォーム「DeCYFIR」のサイバーインシデント分析モジュールを組み合わせ、次世代型のデジタルフォレンジックソリューションを提供する。
サイファーマのインテリジェンスが提供する洞察と、FRONTEOのオープンソースインテリジェンス（OSINT）を組み合わせることで、攻撃者の特定や意図の解明を容易にし、包括的なインシデント分析を行なっていく。
また、FRONTEOが収集したデータとサイファーマのインテリジェンスデータとの相関分析により攻撃の痕跡の検出・調査が可能となり、フォレンジック調査と並行して、マルウェアや添付ファイル、不正通信の調査を行ない、業界・特定企業固有の脅威分析レポートを提供致する。この共同ソリューションにより、データ漏洩、なりすましサイト、アカウント、メールアドレス、パスワード、顧客情報などのより詳細な調査を容易に行なうことが可能となる。