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イエラエセキュリティ、リモートワークを推進する企業向けに「新種マルウェア対策支援サービス」を提供開始

イエラエセキュリティは9月28日、クラウドサービスを利用する企業向けに「新種マルウェア対策支援サービス」を提供開始することを発表した。それに伴い、このサービスを無料で試すことができるトライアルを12月20日まで提供する。

このサービスは、リモートワーク環境で欠かせないクラウドメール、クラウドストレージ、テレビ会議システム利用時における既知・未知のマルウェア対策を行なう。ホワイトリストに登録されたアプリケーションの正常な実行フローと比較する、マルウェア攻撃の種類にとらわれない判定技術のため、Emotetをはじめとしたマルウェアに対して有効なサービスとなっている。

■「新種マルウェア対策支援サービス」の主な特徴

1.Emotetや新種マルウェアに有効
ホワイトリストに登録されたCPUレベルのアプリケーションの正常な実行フローと比較するため、他社製品が見逃す新種のマルウェアに対しても、Emotetのような既知のマルウェアに対しても、同様に高い検出率をあげている。一方で誤検率は非常に低く、BitDamが計測しているレートでは50万分の1。Emotetの送り方として新たに観測されたパスワード付きzipファイルに対しても、2020年末までに対応予定。

2.複数プラットフォーム対応
保護対象は、クラウドメール、クラウドストレージ、ビデオ会議アプリを含むインスタントメッセンジャー。

3.簡単な導入、セキュリティスキャンによる遅延の影響はほぼなし
エージェント不要のSaaSアプリケーションでの提供で各クラウドサービスとはAPIで連携するため、数クリック・数分の設定で全従業員のアカウントに導入可能。一つのスキャンにかかるのは数秒でユーザーの生産性に影響はほぼない。
 

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