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キヤノンMJ、オンラインサービス利用時や在宅勤務時のセキュリティ対策を強化した、ESET個人向け製品の新バージョンを提供開始

キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は10月21日、「ESETセキュリティ ソフトウェア シリーズ」個人向け製品の新バージョン(V14)の提供を11月5日に開始することを発表した。コロナ禍で公私ともに変化する個人ユースのセキュリティ対策をいっそう強化するため、「セキュアーブラウザー」や「Password Manager」「ホームネットワーク保護」をそれぞれ拡充する。

■新バージョンの主な特徴

・重要情報の漏洩を防ぐ「セキュアーブラウザー」を標準化
ブラウザーの起動方法や接続先Webサイトの種類によらず、自動的にセキュアーブラウザーが有効になる。これにより都度追加操作なしで、Webサイト閲覧時にセキュアーブラウザーが利用できるようになった。セキュアーブラウザー利用時のアドオン制御も4段階で調整できるようになり、セキュリティレベルに応じてより厳格にも柔軟にも対応できる。

・「Password Manager」に“パスワード漏洩チェック機能”を新たに搭載
パスワード管理ツール「Password Manager」を刷新し、パスワード生成や強度チェック、重複チェックといった基本機能に加え、“パスワード漏洩チェック機能”を新たに搭載。100億件以上の既知の漏洩データと照合し、合致するパスワードがある場合にはユーザーに通知し速やかな変更を促し、漏洩被害の発生を未然に防ぐ。

・公私ともに多用する自宅ネットワークの保護機能を強化
ホームルーターやそこに接続している機器の安全性を確認できる「ホームネットワーク保護」を強化し、接続機器の検出精度を向上。機種やベンダー情報、OSなども取得でき、種類別に分類して可視化できるため、不審な機器が接続されていないかをひと目で把握できるようになる。また、ホームルーターや接続機器に不要なサービスが動作していたり、不適切なパスワードが設定されていたりするなど、脆弱性を発見した場合にはその対処策も表示される。

・オンラインコミュニケーションツールの悩みも支援
PC・スマートフォン全般に関する困りごともサポートする「ESET インターネット セキュリティ まるごと安心パック」では、Zoom、Microsoft Teams、Google Meetなどのオンラインコミュニケーションツールもサポート対象に加わった。以前より提供しているMicrosoft Officeなど他社製アプリケーションのサポートとあわせて、専用窓口でお問い合わせに対応する。
 

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