IPA、IoTセキュリティ教材を開発・公開

IPA(情報処理推進機構)は11月18日、実践的なIT人材を育成するためのIoTセキュリティ教材を公開した。

●教材提供の主な対象
・IoTセキュリティ教育を実施・検討している学校教育機関の教員、団体の人材教育担当

●教材の特色
・11コマの座学、4コマの演習(演習は3種)の計15コマ(1コマ90分)で構成
・IoTのビジョンから始めて、IoTデバイスとIoTネットワークのそれぞれにおけるセキュリティの脅威と対策の方法を学べる
・組み込み・制御・ハードウェアなどのセキュリティの脅威を予測し、安全なシステムやサービスを設計・開発する方法、その安全性を検証し、長期間安全に運用する方法を学べる
・IoTデバイスを実際に操作して暗号通信を行なう演習、スマートホームの模擬環境に対する脅威分析と脆弱性検査の演習によって、IoTセキュリティを体得できる

●15コマ各回のテーマ
1.IoTのビジョンとIoTセキュリティ
2.IoTデバイスと実世界インタフェース
3.制御システムセキュリティ
4.IoTネットワークとエッジコンピューティング
5.ハードウェアセキュリティとセキュアデバイス
6.IoTデバイスのセキュリティ(演習)
7.車載エレクトロニクスのセキュリティ
8.IoTの機能安全
9.セキュリティ・バイ・デザインと脅威分析(1)
10.セキュリティ・バイ・デザインと脅威分析(2)
11.IoTの脅威分析(演習)
12.IoTを取り巻く法制度
13.IoTセキュリティの運用と規格
14.IoTの脆弱性検査(演習)
15.IoTの脆弱性検査(演習)
 

関連リンク

IoTセキュリティ教材