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カスペルスキー、法人向けWindowsサーバー用セキュリティアプリケーションの最新バージョン11を提供開始

カスペルスキーは11月26日、法人向けWindowsサーバー用セキュリティアプリケーション「Kaspersky Security for Windows Server」の最新バージョン11を提供開始することを発表した。Windowsサーバーを利用している法人を対象とし、パートナー経由で販売する。

「Kaspersky Security for Windows Server」は、脆弱性攻撃ブロック、アプリケーション起動コントロール、アンチクリプターなど、多層からなる防御テクノロジーを搭載。未知の脅威やランサムウェアからも保護し、サイバー攻撃によるWindowsサーバー上のサービス停止、重要な共有データの侵害、サーバーを経由した感染の拡大などを防止する。また、ターミナルサーバーやServer Coreモードなどの法人利用におけるさまざまなサーバー構成に対応している。

■「Kaspersky Security for Windows Server」バージョン11の主な強化点

1.EDR/サンドボックス製品との連携
エンドポイントのセキュリティレベルを一層強化するため、EDR製品「Kaspersky Endpoint Detection and Response Optimum」およびサンドボックス製品「Kaspersky Sandbox」と連携できるように。EDRやサンドボックスソリューションと連携することで、複雑な脅威の識別や検知時の脅威封じ込め(端末の隔離、実行ファイルの起動禁止、IoCファイルの自動作成・スキャンなど)を可能にし、より強固なセキュリティ環境の構築が可能になる。

2.「ネットワーク脅威対策」機能の搭載
受信したネットワークトラフィックをスキャンして、バッファーオーバーランやポートスキャン、サービス妨害攻撃(DoS攻撃)などのネットワーク攻撃を検知した場合、攻撃側コンピューターからのネットワークアクセスを自動でブロックする。

3.KSCのWebコンソール用管理プラグインを提供開始
カスペルスキー製品を統合管理するKSCのWebコンソールから、当アプリケーションの管理が可能に。管理用にコンソールプログラムをインストールしなくても、WebブラウザーからKSCを通じて管理できる。
 

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