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富士通、ハイブリッドIT環境のセキュリティ運用を支える「インテリジェンスマネージドセキュリティサービス」を販売開始

富士通は11月30日、ハイブリッドIT環境において最適なセキュリティ運用を支援する「FUJITSU Security Solution インテリジェンスマネージドセキュリティサービス」を販売開始することを発表した。
「インテリジェンスマネージドセキュリティサービス」は、業務システムやクラウド、ネットワーク、セキュリティ機器、パソコンなどで発生するアラートやインシデントを集約し、統合的にセキュリティの監視・運用を行なう。

同社のSecurity Operation Centerにおいて、新たにSOAR(Security Orchestration Automation and Response)の技術を活用し、外部からの情報収集および調査、サイバー攻撃の分析などのセキュリティ運用を自動化することで、インシデントが発生してからユーザーによる初動対応までにかかる時間を約9割短縮することができる。

また、同社のグローバル拠点で蓄積されたサイバー攻撃などの傾向や対応ノウハウに基づき、セキュリティアナリストがインシデント対応を支援することで、ユーザーの運用負荷を軽減する。

クラウドベースで稼働する「次世代セキュリティ監視基盤」に、膨大なセキュリティアラートの対処・分析を自動的に実行するSOARの技術を実装し、24時間365日自動でセキュリティ監視や通報を行なう。また、「高度脅威分析センター」では、巧妙化する国境を越えたサイバー攻撃などに対して、同社のセキュリティアナリストがグローバル拠点で蓄積されたサイバー攻撃の傾向や痕跡情報などに基づき、インシデントの原因究明や対処案の提示などの対応を支援する。

これらにより、これまで提供してきた「グローバルマネージドセキュリティサービス」を刷新し、ユーザーのニーズに合わせ、フルアウトソース型もしくはOperation as a Service(OaaS)型の柔軟な形態で提供する。
 

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