ブロードバンドセキュリティ、総合的ランサムウェア対策の提供を開始

ブロードバンドセキュリティは12月11日、情報処理推進機構によるランサムウェア注意喚起の再発出を受け、ランサムウェア攻撃への不安を軽減する総合的なサービスの提供を開始することを発表した。

このサービスでは、疑似的に作成したマルウェアを用いて、実際に社内でランサムウェア感染した場合、どこまで感染が広がる可能性があるのかを可視化する「ランサムウェア感染リスク可視化サービス」を中心に、サブドメイン乗っ取り発生の有無を調査するサービス等を組み合わせ、総合的にランサムウェア対策の総点検をする。

社内環境にあるPCがランサムウェアに感染したと想定し、疑似マルウェアによる攻撃を実施。企業のニーズに合わせ、特定の端末が感染したと想定する/感染している可能性を調査する「基本再現型」、より現実に近い形で攻撃をシミュレーションする「完全再現型」を選択することが可能。

疑似マルウェアにより取集した周辺情報に対して脆弱性スキャンを実施し、脆弱性および不要なポート/サービスを検出するとともに、データ外部流出の可能性について検証する。感染したPCより接続可能な他のクライアントPCおよびサーバーにどれほどランサムウェアの影響が及ぶか、実態に即した確認ができる。
 

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