デル・テクノロジーズ、サイバー攻撃に対する企業の回復力を確立するためのセキュリティソリューションとサービスを発表
- 2020/12/16 11:00
- SecurityInsight
デル・テクノロジーズは12月11日、すべての製品や機能にセキュリティを内在させてデータを保護する新しいソリューションとサービスを発表した。サプライチェーン、サービス、インフラストラクチャー、デバイスのすべてにセキュリティを組み込むことで、企業のリスク軽減とサイバー環境におけるレジリエンス(回復力)の強化をサポートする。その主な概要は以下のとおり。
・エンド・ツー・エンドの保護によりサプライチェーンとデバイスのライフサイクルのセキュリティを確保:
偽造コンポーネントやマルウェア、ファームウェアの改ざんなどのセキュリティの不安を解消する。
・輸送中もPCを保護:
輸送中のPCを改ざんから保護。工場出荷前、デバイスおよび梱包には、改ざん防止シールが施される。また、デバイスのハードドライブへのスパイウェアや不正エージェントの侵入を防ぐ。
・納入時にサーバーの完全性を検証:
「Dell EMC PowerEdge」サーバー ポートフォリオでは、サーバーがオーダーから生産を経て、改ざんや不正アクセスされずに納入されていることを検証するための埋め込み証明書「Secured Component Verification」が提供される。
・セキュリティを確保した状態で資産を再デプロイ、リタイヤ、管理:
データセキュリティにフォーカスしたサービスの範囲をインフラストラクチャーポートフォリオ全体に広げる。
・カスタマイズ、オートメーション、インテリジェンスでインフラストラクチャーのセキュリティを確保:
「Dell EMC PowerEdge」サーバー ポートフォリオについて、新たなレベルのセキュリティのカスタマイズ、オートメーション、インテリジェンスによって、一定のタイプの脆弱性および悪意ある攻撃から保護する課題に応える。
・サーバーのブート セキュリティをカスタマイズ:
企業のITスタッフは、デル・テクノロジーズのサーバー セキュリティ機能を活用してサーバーのブートプロセスをカスタマイズし、攻撃対象領域(アタック サーフェス)を減らし、ブートに関係する攻撃を阻止することができる。
・サーバーのロックダウンで脅威から保護:
「Dell EMC PowerEdge」サーバーの「iDRAC(統合リモート アクセス管理)」が、サーバーおよびリモートの両方でサーバーの自動管理を実現。リブートすることなくシステム ロックダウンの有効化/無効化を切り替えられる。