サイバネットシステム、ディープラーニングを用いたAIで未知のサイバー攻撃を予測し防御する「Deep Instinct」を販売開始
- 2020/12/22 10:30
- SecurityInsight
サイバネットシステムは12月16日、ディープインスティンクト社と日本における販売代理店契約を締結し、Deep Instinct社が開発・販売するディープラーニングによるサイバーセキュリティ「Deep Instinct」を12月から販売開始することを発表した。
「Deep Instinct」は、ディープラーニングをセキュリティ対策に取り入れ、攻撃を高い精度で予測し、防御でする。数十億を超える実際の攻撃データファイルと無害なファイルを繰り返し学習させることで、AI自らマルウェアの特徴を抽出し「予測モデル」を作成する。
この予測モデルを各端末に配布することで、人間が気づかないわずかな特徴をも見逃さず攻撃を予測できるようになり、機械学習では検出しにくい攻撃までも検知し、防御することができる。また、検知の精度が高く誤検知も非常に少ないため、セキュリティ担当者の負担を増やすことなく、セキュリティ対策を強化できる。