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ダークトレース、クラウドネイティブな「Darktrace Immune System」のVersion 5を公開

ダークトレースは1月26日、組織における個々のユーザー、デバイスの挙動やそれらの関係性を常時自己学習・可視化することで通信異常を自動検知・遮断する「Darktrace Immune System」のVersion 5を提供開始することを発表した。

「Darktrace Immune System」は人間の免疫システムに着想を得たAIアルゴリズムを駆使する独自のサイバーAI技術を搭載しており、組織における通常の「生活パターン」を自律的に学習し、クラウド、Eメール、ホームオフィス環境など、今日のあらゆるデジタルインフラにおいて進行中の攻撃をリアルタイムに阻止する。

Version 5では以下の新機能が含まれる。

・SaaSツールにおける自動遮断
ネットワークの脅威を自動遮断する技術であるDarktrace AntigenaがクラウドおよびSaaSツール内(Microsoft 365、Zoom等)において進行する脅威に対してリアルタイムに対処

・サードパーティツールが検知した脅威もAIが自動分析
脅威調査とレポーティングまで高速自動化するAI技術Cyber AI Analystがカバーする対象を、クラウド、SaaS環境、産業用制御システムにまで拡大し、セキュリティ担当者がオンデマンドで検知した脅威やサードパーティのセキュリティツールがアラートした脅威を契機に自動調査を開始

・SaaS脅威の可視化
既存の他のユーザーインターフェースにシームレスに統合できる、SaaSベースの脅威を監視するための新しい直観的な可視化コンソール

・ネットワーク内外に分散するユーザーを完全保護
新たなクライアントセンサーが、リモートワーカーの各クライアントにおける挙動をVPNへの接続・非接続を問わず網羅的に可視化・保護

・クラウドネイティブな導入
AWS Marketplaceを介して完全クラウドホスト型の製品を柔軟に提供

 

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