アライドテレシス、セキュリティ対策支援サービス「Net.CyberSecurity」のサービスラインナップを拡充
- 2021/03/25 10:30
- SecurityInsight
アライドテレシスは3月24日、セキュリティ対策支援サービス「Net.CyberSecurity」のサービスラインナップを拡充し、新たに3つのサービスを展開することを発表した。この3つのサービスは、従業員へのセキュリティ教育やマルウェア感染端末による攻撃の検知、および当該端末の自動隔離の提供となっている。
●フィッシングメール訓練サービス（PenTest Mail）
登録したメールアドレス宛に訓練用の疑似メールを送信。訓練結果は、メールアドレスごとに「開封した」「本文中のリンクにアクセスした」「アクセス先のサイトに情報を登録した」という、受信履歴の状況を管理画面にて一括で確認できる。訓練結果のデータは保存しておけるため、その後のセキュリティ教育にも活用できる。
●アプリケーション連携による不正端末隔離サービス（Isolation Adapter）
LAN上に設置したセキュリティボックス（Isolation Adapter機能）が、AMF（Autonomous Management Framework）ネットワークと連携することで、ネットワーク接続を制御し、不正端末を検出・隔離。また、スイッチ構成やステータス、アクセス制御の状態をトポロジー図やグラフにより可視化する。Isolation Adapterの操作・閲覧は、クラウド上に用意された管理画面（セキュリティポータル）により提供される。AMFアプリケーションプロキシー機能を備え、ウイザード形式の簡便な設定方法により、次項のAT Decoyや外部のセキュリティアプリケーションと連携して安全なネットワークを実現することができる。
●マルウェア感染端末検出サービス（AT Decoy）
LAN上に設置したセキュリティボックス（AT Decoy機能）を利用することで、疑似サーバーとして稼働。マルウェア感染端末がこのAT Decoyに対して攻撃をしかけてくると、その不正アクセスを検出してアラートする。Isolation Adapterと連携すれば、検出から隔離まで自動で行なうことが可能となる。