経済産業省、「サイバーセキュリティ体制構築・人材確保の手引き」を公開
- 2021/05/10 10:00
- SecurityInsight
経済産業省は4月26日、「サイバーセキュリティ体制構築・人材確保の手引き」を公開した。これは、2020年9月に公表した「サイバーセキュリティ体制構築・人材確保の手引き」を改訂し、第1.1版としたもので、企業がサイバーセキュリティ経営ガイドラインに基づいてサイバーセキュリティの体制を構築し、人材を確保するための要点をまとめたものとなっている。
この手引きは、サイバーセキュリティ経営ガイドラインの10の指示のうち、指示2（サイバーセキュリティリスク管理体制の構築）および指示3（サイバーセキュリティ対策のための資源（予算、人材等）確保）について具体的な検討を行なう際に活用することを目的として作成している。
主な対象企業は従業員数300名以上の企業（大企業・中堅企業）。ただし、グループ企業等、それ以外の条件の企業・組織においても、条件の違いを考慮した上で活用できる。
第１.1版では、第1版をもとに、サイバーセキュリティ対策に従事する人材の確保方法、企業で必要となるスキルの習得に活用可能な資格制度、サイバーセキュリティ対策に従事する人材育成のイメージなどの追加等を行なっている。