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情報通信研究機構、2021年度 実践的サイバー防御演習「CYDER」の受講申し込み受付を開始

情報通信研究機構(NICT)は5月20日、同機構のナショナルサイバートレーニングセンターが2021年度の実践的サイバー防御演習「CYDER」の年間開催日程を発表し、受講申し込みの受付を開始したことを発表した。

「CYDER」は、NICTのサイバーセキュリティ研究で得られた技術的知見と大規模計算環境を最大限に活用した体験型の実践的サイバー防御演習で、セキュリティインシデントが発生した際の対応手順や事前の備え等について学ぶことができる。今年度からは、これまでのAコース(初級)、Bコース(中級)に加え、Cコース(準上級)、オンラインAコース(初級)を新設する。

■新設コースについて
<Cコース(集合演習のみ)>
2017年度から2020年度にかけてサイバーコロッセオ事業で実施していたトレーニングの一部を活用し、CYDER準上級として提供する。ハンズオン演習を豊富に組み込み、より高度なネットワークやWebシステムに関するシナリオを用意する予定。

<オンラインAコース>
ICTシステムを運用管理する人に対し、サイバー攻撃への実践的な対策手法を習得するための十分な学習機会を提供するため、「いつでも」「どこからでも」受講が可能な、CYDERオンライン演習の環境を整えている。今年度はコースの提供を秋以降に予定している。
 

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