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KnowBe4、「サイバーセキュリティ最新動向:ランサムウェアアンケート調査報告」を公開 〜3分の2の企業がランサムウェア攻撃対策を強化すると回答

KnowBe4は6月9日、「サイバーセキュリティ最新動向:ランサムウェアアンケート調査報告」を公開した。

この調査は、情報通信技術専門家の国際的団体である米国ISACAが1,200名のITプロフェッショナルに対してランサムウェアの脅威についてのアンケート調査を実施した結果をまとめたものとなっている。その概要は以下のとおり。

・回答者の85%は、自分の組織がランサムウェア攻撃に対して少なくともある程度の備えができていると回答しているが、十分な備えをしていると答えた回答者は32%にとどまっている。

・回答者の5人に4人は、「WannaCry」「Petya」「NotPetya」などの攻撃が大きな被害をもたらした4年前と比較して、現在のほうがランサムウェアのインシデントに対する備えができていると回答している。また、回答者の3分の2の企業が、5月に発生した米国最大の石油パイプラインへのランサムウェア攻撃を契機に、自分の組織がランサムウェア攻撃対策を強化する予定であると回答している。

・回答者の半数近く(46%)は、今後1年間に組織に影響を与える可能性が最も高いサイバー脅威はランサムウェアであると考えている。

・ランサムウェアによる攻撃のリスクは明らかであるにもかかわらず、回答者の38%は、現状では従業員に対するランサムウェアにフォーカスしたトレーニングを実施していないと回答している。
 

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