パロアルトネットワークス、ゼロトラスト実現のための新機能・ハードウェアを提供開始
- 2021/07/07 10:00
- SecurityInsight
パロアルトネットワークスは7月6日、ネットワークセキュリティ全体でゼロトラスト戦略を導入することを支援する、セキュリティソリューションの新機能および次世代ファイアウォールの新ハードウェアを日本市場で提供開始することを発表した。
新機能であるCloud Identity EngineやWebセキュリティの強化、統合型CASBは、クラウドにおけるポリシー適合を簡素化し、高度なWebベースの脅威を阻止し、SaaSアプリへのセキュアなアクセスを拡大することで、多様な組織におけるゼロトラスト戦略の実現を可能にするとしている。
■主な新機能
・Cloud Identity Engine
ID情報がどこに保存されているかに関わらず、組織のネットワーク、クラウド、アプリケーション全体でユーザーの認証・認可を実施することができる。
・Advanced URL Filteringのインライン機械学習
Webベースのゼロデイ攻撃を阻止。また、DNSセキュリティの強化により、最新のDNS攻撃を阻止する。
・SaaSセキュリティの統合型CASB
未承認・承認中・承認済みのSaaSアプリを自動で可視化、監査、制御し、セキュアなアクセスをすべてのSaaSアプリに拡げる。
上記の新機能は、ハードウェア、ソフトウェア、クラウドなどすべての次世代ファイアウォールのフォームファクタで利用でき、普遍的なセキュアアクセスを提供する。また、機械学習を搭載した次世代ファイアウォールとして、小規模な支店向けのPA-400 Series、大規模キャンパスやハイパースケールデータセンター向けのPA-5450を新たに提供する。