WACARU NET、「テレワーク時のセキュリティ意識・ネット環境に関する調査レポート」を公開
- 2021/08/31 10:00
- SecurityInsight
WACARU NETは8月27日、10代〜60代の男女760名に対して行なった「テレワーク時のセキュリティ意識・ネット環境に関する調査レポート」を発表した。その概要は以下のとおり。
●調査項目
・テレワークの実施状況
・テレワークの実施状況(職業別)
・テレワーク時にセキュリティを意識していない人の割合
・テレワーク時に具体的に実施しているセキュリティ対策
・テレワーク時の使用回線
・テレワーク時の回線速度の不満状況
・ネット環境の悪さが仕事に支障をきたしたことがある割合
・ネット環境の悪さが仕事に支障をきたしたことがある割合(回線別)
●調査サマリー
・現在テレワークを実施している人の割合は、およそ4割
・テレワーク時にセキュリティを意識していない人は6割超
・テレワーク時の使用回線は光回線が7割超で最も多い
・テレワークにポケットWiFiを使っている人は通信速度に不満を持つ傾向あり
・ネット環境の悪さで仕事に支障が出た経験がある人はおよそ4割
6割以上がテレワークのセキュリティについて特に気をつけておらず、多くの企業・フリーランスが情報漏洩などのリスクに晒されていることが分かる。セキュリティ施策をしていない企業やフリーランスの人は、ガイドラインを制定するなど対策を講じる必要がありそう。
また、テレワーク時のネット環境の悪さによって仕事に支障が出たという人が4割ほどいることから、ネット環境が仕事の結果を左右する可能性も否定できない。テレワーク時は、ネット回線の選び方もより慎重になったほうがいいかもしれない。