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ソフォス、アジア太平洋地域と日本の組織に対して実施した調査結果をまとめた「2021年のITセキュリティチームの変化と今後の展望」を公開

ソフォスは9月16日、アジア太平洋地域および日本の組織に対してグローバルに実施した調査結果を纏めた「The IT Security Team: 2021 and Beyond(2021年のITセキュリティチームの変化と今後の展望)」を公開したことを発表した。調査で明らかになった重要なポイントは以下のとおり。

・62%のITチームで全体的なITワークロード(セキュリティを除く)が増加し、66%のITチームでサイバーセキュリティのワークロードが増加した。

・ITチームの60%が、自社を標的とするサイバー攻撃が増加したと報告しており、65%は攻撃が余りにも高度で、自社のITチームの能力では対応できないと回答。世界的に見ると、ビジネスとプロフェッショナルサービス業界でこの課題が最も深刻になっている(63%)。

・72%のITチームが、サイバーセキュリティのスキルと知識を開発する能力を向上させた。世界的に見ると、サイバーセキュリティのスキルや知識を最も向上させたのは小売業界(77%)で、次は教育業界(75%)だった。

・調査対象のITチームの半数以上(59%)が、2020年を通じてチームの士気が高まったと回答。ランサムウェア攻撃の被害を受けた組織では、被害を受けていない組織と比較して、チームの士気が高まったと回答する割合が非常に高くなっている(60%と47%)。

・アジア太平洋と日本のITチームの63%が、2023年までに社内のITセキュリティスタッフが増加すると予想し、55%がこの期間にアウトソースするITセキュリティスタッフも増員すると予想。非常に多くの回答者(86%)が、増え続ける脅威や複雑化する脅威への対処にAIが役立つと期待している。

 

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