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カスペルスキー、セキュリティ専門チームがサイバー脅威に関する情報をリクエストに応じて個別提供する「Kaspersky Ask the Analystサービス」を提供開始

カスペルスキーは10月20日、「Kaspersky Ask the Analystサービス」を提供開始することを発表した。

このサービスは、サイバー脅威やセキュリティの問題に関して同社のリサーチャーに意見やガイダンスを求めることができるというもの。マルウェアサンプルの解析、マルウェアファミリーに関する情報や特定のサイバー脅威に関する詳細情報のほか、ダークウェブに関する洞察や発行済みの「Kaspersky APT Intelligenceレポート」のさらに詳しい情報などをリクエストできる。

■「Kaspersky Ask the Analystサービス」概要
・マルウェアの挙動とその目的を明らかに
インシデントレスポンス、デジタルフォレンジックおよびマルウェア解析を担当するグローバル緊急対応チーム(GERT)がマルウェアサンプルを分析し、インシデント発生後のセキュリティプロセスの改善を支援する。

・脅威に関する詳細な情報を提供
例えば、特定のマルウェアファミリーの説明、侵害の痕跡(ハッシュ値、URL、指令サーバーなど)や脆弱性に関する追加情報などを入手できる。

・ダークウェブを調査
サイバー犯罪グループに関わるIPアドレス、ドメイン名、ファイル、メール、またはダークウェブでやり取りされているインシデントの詳細について明らかにする。

・「Kaspersky APT Intelligence Report」の利用者向けにさらに詳しい情報を提供。
例えば、既存レポートに記載している指標について掘り下げた調査や、ユーザーが気付いたこととレポートに記載されている脅威活動との関連性について相談できる。
 

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