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バラクーダネットワークス、調査レポート「2021年のネットワークセキュリティの状況」を発表

バラクーダネットワークスジャパンは11月5日、調査レポート「2021年のネットワークセキュリティの状況」を公開したことを発表した。

このレポートは、組織のネットワーク、パブリッククラウド、セキュリティを担当する750人のIT意思決定者を対象に、クラウドの導入、在宅勤務、セキュリティへの懸念など、サイバーセキュリティリスクに関連するさまざまな問題や課題についての見解を調査したものとなっている。主な調査結果は以下のとおり。

・調査対象者の81%は、自分の組織が過去1年間に1度、セキュリティ侵害の被害に遭ったと回答。

・在宅勤務が多い企業のネットワークセキュリティ侵害率は85%と、オフィス勤務が多い企業の侵害率が65%だったのに比べ、著しく高い結果となった。

・調査対象者の74%が、過去1年間に少なくとも1回のランサムウェア攻撃の被害に遭ったと回答。

・現在、調査対象企業で、常にオフィスで仕事をしている従業員は、平均して14%に過ぎない。

・会社から支給されたデバイスを使用している回答者の94%が、自宅のインターネット回線を他の世帯と共有しており、侵害のリスクは残っている。

・パブリッククラウドにすべてのアプリをインストールしている企業のほぼ4分の3(73%)は、すでにSD-WANを導入している。これは、パブリッククラウドにアプリが少ない企業(37%)の2倍。

・パブリッククラウドにすべてのアプリをインストールしている企業の68%がZTNAを展開しているが、パブリッククラウドにアプリが少ない企業の38%だけがZTNAを展開している。

・企業では、平均して31のSaaSアプリケーションが導入されている。

・回答者は、平均してトラフィックの64%がパブリッククラウドプロバイダに向けられていると回答。
 

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