IPA、Emotetが攻撃活動を再開したとして注意喚起

IPA(情報処理推進機構)は11月16日、14日ごろからEmotetの攻撃活動再開の兆候が確認されたという情報があるとして、注意喚起を行なった。Emotetへの感染を狙う攻撃メールが着信しているという情報も複数観測している状況だという。注意喚起の概要は以下のとおり。

IPAでは、攻撃メールに添付されていたと思われるWord文書ファイルとExcelファイルを入手し、確認している。これらは悪意のあるマクロ(プログラム)が仕込まれたもので、今年1月までの攻撃と同様の手口。

引き続き、特にメールを経由して入手したOffice文書ファイルについて、信用できると判断できる場合でなければ、「編集を有効にする」「コンテンツの有効化」というボタンはクリックしないよう注意が必要になるとして、警戒を呼びかけた。
 

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「Emotet(エモテット)」と呼ばれるウイルスへの感染を狙うメールについて