トレンドマイクロ、「2030年のサイバーセキュリティの未来」を示すWebドラマを公開
- 2021/11/26 10:00
- SecurityInsight
トレンドマイクロは11月25日、2030年のサイバーセキュリティの未来を示すWebドラマ「A Glimpse into the Future: Trend Micro's Project 2030」(日本語字幕版)を公開することを発表した。
この作品は、今から9年後の「2030年」における架空の国家を舞台に、社会情勢や市民生活の状況変化に触れながら、同社が予想する「新たなサイバー犯罪の形」や「将来的に顕在化するセキュリティ問題」を浮き彫りにする。制作にあたっては、同社の報告書「Project 2030 サイバーセキュリティの未来シナリオ」が基となっている。
11月25日から予告編動画を公開し、11月29日から全9エピソードをオンラインにて順次公開。インターネット上で無料で視聴できる。
〈あらすじ〉
西暦2030年―。高度にコネクテッド化が進んだ国家「ニュー・サン・ジョバン」。目に装着したウェアラブルデバイスでデジタル上の家族や友人と会話し、自宅の4Dプリンターで「食品を印刷」して食事を楽しむ市民の間では、さらなる高機能化・統合化を求める人々と、プライバシーの保護を訴える人々の間で対立が起きていた。
新鋭のジャーナリストのジュリア・サンチェスは、時々のキーパーソンへのインタビューを配信しながら生活していたが、近頃の話題は陰謀論やプライバシー保護の問題ばかりだ。一方、新型の医療用4Dインプラントの発表を控えるKoRLo社のカリスマCEOリチャード・グレイブスの元に、最悪の知らせが届く。そんな中、ジュリアと父の会話中、突然父の通信が途切れ―。