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ソースネクスト、人々のセキュリティに関する意識や対策の状況についての調査結果を公開

ソースネクストは12月1日、人々のセキュリティに関する意識や対策の状況について調査した結果を公開した。今回の調査結果からは、セキュリティ被害は年々増加しているにも関わらずセキュリティ対策状況は十分ではなく、その一因が費用面での負担や更新の手間などであることが分かったとしている。調査結果の概要は以下のとおり。

コロナ禍(2020年4月1日~現在まで)でネット上でのトラブルが「増えたと感じる」と回答した人は42.2%で、具体的には「不審なメールを受信するようになった」(56.9%)、「ネット上でのトラブルをニュースなどでよく目にするようになった」(46.9%)などが約半数近くあげられた。

コロナ禍でセキュリティに対する意識が変化したと回答した人は27.2%で、インターネット時間が増えたことで4人に1人がセキュリティへの意識変化があったことが分かった。

パソコンのセキュリティ対策方法では、「有料のセキュリティソフトを入れている」と回答した人は全体で42.2%にとどまっていた。世代別に見ると、60代が54.0%と半数を超える結果となり、デジタルネイティブ世代と言われる30代が最も少なく33.0%と、60代と比較すると21.0%も差があった。

パソコンのセキュリティ対策を「何もしていない」と回答した人は全体で8.2%、世代別にみると10代~20代が最多の12.0%に対し、60代はわずか1.0%だった。

何もしていない理由として最も多かったのが「費用が高いから」(36.6%)で、次いで「動作が重くなりそうだから」(26.8%)、「更新が面倒だから」(24.4%)、「必要性を感じない」(24.4%)だった。
 

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