チェック・ポイント、最新版「グローバル脅威インデックス」を公開

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは12月21日、同社の脅威インテリジェンス部門であるチェック・ポイント・リサーチ(CPR)が11月の最新版「Global Threat Index(グローバル脅威インデックス)」を公開することを発表した。その概要は以下のとおり。

Trickbotが、最も蔓延しているマルウェアリストの最上位をキープして世界中の組織の5%に影響を及ぼしている一方で、最近活動を再開したEmotetがインデックスの第7位に復活している。また、今月、世界中で最も攻撃を受けた業界が教育・研究分野であり、通信、さらに行政・軍事関連が後に続いている。

Web Servers Malicious URL Directory Traversalは、継続的に最も幅広く付け込まれている脆弱性であり、世界中の組織の44%に影響を与えている。続いてWeb Server Exposed Git Repository Information Disclosureで、世界中の組織の43.7%に影響を及ぼしている。HTTP Headers Remote Code Executionは、最も付け込まれている脆弱性リストの第3位をキープし、世界中の組織の42%に影響を与えている。

その他、11月のマルウェアファミリー上位3種についてもレポートしている。

*矢印は、前月と比較したランキングの変化を示しています。
 

関連リンク

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ