デジタルアーツコンサルティング、サイバーリスクお知らせ後のログ・PC調査サービスを提供開始
- 2022/02/07 10:00
- SecurityInsight
デジタルアーツコンサルティングは2月3日、同グループであるデジタルアーツが提供するサイバーリスク情報提供サービス「Dアラート」の発生時に、デジタルアーツ製品の利用者に対してPC調査などを行なう「Dアラート Quick-IRオプション」を提供開始することを発表した。
デジタルアーツの「Dアラート」は、同社のWebセキュリティ製品「i-FILTER」やメールセキュリティ製品「m-FILTER」の機能を利用して、マルウェア感染情報やホームページの改ざん情報を知らせる無償の情報提供サービス。
今回提供を開始する「Dアラート Quick-IRオプション」では、基本サービスとして、「i-FILTER」と「m-FILTER」のログ調査、PC調査、アドバイザリの3サービスを実施。これにより、「i-FILTER」や「m-FILTER」の利用者を対象に、通常、中小企業では自前で持つことが難しいSOCとIR（インシデント対応）の体制をサービスとして利用することができる。
具体的には、まず「i-FILTER」と「m-FILTER」のログ調査を行ない、マルウェア感染と情報漏洩の可能性の有無を確認。次に、Dアラートの対象となった該当PCのログ等により、マルウェア感染と情報漏洩の可能性の有無を確認するPC調査を行なう。
最大3台までを対象に、調査時間は最大1日として調査を行なう。最後に「i-FILTER」と「m-FILTER」、PCの調査以外に必要と考えられる対応等のアドバイザリーを行なう。これらは調査依頼の受け付け後、最短1営業日以内で対応結果の報告を行なう。