SecurityInsight | セキュリティインサイト

チェック・ポイント、2022セキュリティ レポートの日本語版を公開 〜グローバルで対前年比50%、国内で85%増のサイバー攻撃を観測

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズは3月17日、2021年におけるサイバーセキュリティの主要な動向をまとめた2022年セキュリティ・レポートの日本語版を公開することを発表した。レポート全文は無料でダウンロードできる。その概要は以下のとおり。

2021年に企業および組織は、グローバルで前年の2020年よりも50%多いサイバー攻撃を1週間に受けていた。最も狙われた業種は、教育・研究部門が週次で1,605件の攻撃数(前年比75%増)、次いで、政府・軍事が1,136件(前年比47%増)、通信が1,079件(前年比51%増)となっている。

ソフトウェアベンダーへの攻撃は前年比146%増え、過去最大の伸びを示した。これは、2021年に観測されたソフトウェア・サプライチェーンへの攻撃の増加傾向と密接に関係している。

国内では2021年対比85%増のサイバー攻撃を1週間に受けており、業種別では日本を含むアジア太平洋地域でも教育・研究部門が週次で3,524件(前年比90%増)と激増しており、次いでISP/MSPの2,045件(同89%増)、製造業の1,590件(同29%増)となっている。
 

関連リンク

チェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズ