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Trellixと戦略国際問題研究所、グローバルレポート「照準:組織と国家のサイバー脅威」を公開

Trellixと戦略国際問題研究所(CSIS)は3月29日、グローバルレポート「In the Crosshairs:Organizations and Nation-State Cyber Threats(照準:組織と国家のサイバー脅威)」を公開することを発表した。レポートでは、国家の攻撃者に対するセキュリティ専門家の見解、組織が標的にされている範囲、国家の攻撃者と他のサイバー犯罪者の違い、国家による攻撃への対応における政府の役割に関する見解などを調査している。

レポートによると、データ損失、サービスの中断、産業スパイなどをもたらした最も成功したサイバー攻撃の背後にはロシアと中国が存在する可能性が高く、攻撃対象となった組織に多大なコストを負わせていることが明らかになったという。レポートの主な項目は以下のとおり。

・86%の回答者が、国家主導のグループによるサイバー攻撃の標的になっていると回答

・国家によるサイバー攻撃とその他のサイバー攻撃に対する自社の識別能力に絶対的な自信を持っていると回答した回答者は、わずか27%

・10%の組織が未だにサイバーセキュリティ戦略を持っておらず、そのうち重要インフラ事業者は9%

・90%の回答者が、政府は組織支援を強化し、国家によるサイバー攻撃から重要インフラを保護すべきだと回答

・国家がサイバー攻撃を受けた場合、90%以上が情報を公に共有すると回答したが、必ずしも攻撃やその影響の詳細を含むとは限らないと回答
 

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