SecurityInsight | セキュリティインサイト

富士フイルムビジネスイノベーション、中小規模事業者向けネットワークセキュリティサービス「beatサービス」の機能を強化

富士フイルムビジネスイノベーションは4月6日、中小規模事業者向けネットワークセキュリティサービス「beatサービス」において、サイバー攻撃や内部不正、災害などの事業リスクに対応する機能およびオプションサービスを提供開始することを発表した。

今回の「beatサービス」の機能強化では、サイバー攻撃対策では「暗号化された通信経路の監視機能」、内部不正の防止対策では「アプリケーションを用いた通信の制御機能」、そして災害時の環境復旧を早期化する「設定情報自動バックアップ機能」を追加する。

■主な新機能
1.暗号化された通信経路の監視機能
これにより、セキュリティ対策をかいくぐるために暗号化経路を用いて侵入しようとするウイルスを防ぐことが可能に。

2.アプリケーションを用いた通信の制御機能
クラウドサービスを適正に利用するために、事前に設定したアプリケーション利用ルールの適用によって、通信実績の履歴保存や通信を強制遮断する機能を追加。趣味の動画視聴やWebゲームのような業務に関係のないアプリケーションの利用を防ぐことで、クラウドサービス利用におけるガバナンスを強化するとともに、通信環境の安定化、生産性向上にも寄与する。

3.設定情報自動バックアップ機能
災害時のネットワーク環境の早期復旧のために、beat-box内に保存された設定情報をクラウド上にある管理・運用システム「beatネットワークオペレーションセンター」へ毎日バックアップし、災害による機器故障時には、ハードウェアを交換することでシステム環境が自動復旧し、早期に安全なネットワークが利用可能。
 

関連リンク

プレスリリース