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大日本印刷、プラス・セキュリティ人材向けのサイバーセキュリティ演習・講座を開始

大日本印刷とサイバーナレッジアカデミーは4月21日、業務の中でサイバー脅威に関する知識の習得が求められる“プラス・セキュリティ人材”向けに、2種の教育プログラムを5月に開講することを発表した。

この教育プログラムは、サイバー攻撃事案(インシデント)発生時の対応を実際に体験しながら、セキュリティリスクの基礎知識を身につけるものとなっている。

●IT技術者向け「サイバー・インシデントレスポンス・マネジメントコース(CIRMコース)基礎演習1日版」
通常5日間のCIRM基礎演習コースを1日に凝縮した、サイバーセキュリティ技術の基礎となるインシデント対応を体験型(ハンズオン)で学べる。セキュリティが専門ではない受講者も、セキュリティを意識したサービス開発や運用に必要な知見を習得できる。

 イスラエル企業のイスラエル・エアロスペース・インダストリーズ(IAI)の訓練システム「TAME Range」を使い、一般的な企業のネットワークシステムの仮想環境を再現して演習を行なう。受講者に事前に演習の進行やシナリオを与えない実践的な演習のため、より現実性の高い学びにつながる。

●「一般従業員向けサイバーセキュリティ講座」
セキュリティやIT業務に携わらない社員もサイバーセキュリティの実態を理解できるように、標的型攻撃(ランサムウェア)やフィッシング攻撃など実際のサイバー攻撃と被害の状況を動画で見ながら、未然防止策や異常発生時の初動対応を学る。ビデオ会議システムなどを活用し、企業のセキュリティ教育や新入社員向け集合研修などに向けて、オンラインで提供する。

 

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