SecurityInsight | セキュリティインサイト

サイバーソリューションズ、メールセキュリティシステム「MailGates」の新バージョンを販売開始

サイバーソリューションズは5月11日、標的型攻撃・情報漏洩対策のメールセキュリティシステム「MailGates」の新バージョン「MailGates V6」を6月1日から販売することを発表した。

「MailGates」では、メール受信時にメール本文内のURLが危険かどうかをチェックする機能と、受信者がURLをクリックしたタイミングで再度「MailGates」がURLの安全性をチェックする機能を提供している。今回のバージョン6では、URL経由のウイルス攻撃対策として新たに2つの新機能を実装する。

・ファイルダウンロードを促すURLをチェックする機能
ダウンロードリンク先にファイルを設置しているURLが受信メールに含まれる場合、URLの先にあるファイルをアンチウイルス機能によりスキャン。これにより、ダウンロード前にファイルのウイルスチェックが可能となる。さらなるセキュリティ強化機能として、サンドボックス機能(オプション機能)を契約すると、ディープラーニング技術を利用した振る舞い分析を実行し、悪意のあるファイルをブロックする。

・メールの添付ファイルに含まれるURLをスキャンする機能
メール添付ファイル内にあるURLにもウイルス攻撃の可能性があるため、複数のデータベースと照合し、添付ファイル内に危険なURLが埋め込まれていないかを事前にチェックする。

今回のバージョン6では、以前から実装されていたウイルスや詐欺・フィッシングメール・危険なURLなどを統計する機能に加え、自社の攻撃状況の詳細が分かるレポート機能を追加。システム担当者やコンプライアンス担当者が詳細レポート機能をチェックすることで、自社の中で誰がどのような外部からの攻撃を受けているか把握することが可能になる。

 

関連リンク

プレスリリース