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ゼットスケーラー、フィッシング攻撃に関する2022年版レポートを発表 〜小売・卸売業界へのフィッシング攻撃が400%以上増加

ゼットスケーラーは5月12日、同社の調査チームである「ThreatLabZ」による調査レポート「2022 ThreatLabz Phishing Report(2022年度版ThreatLabZフィッシングレポート)」(日本語版)を発表した。その概要は以下のとおり。

・フィッシング攻撃が前年比29%増加し、昨年ZscalerTMクラウドで観測された攻撃は8億7,390万件という驚異的な数字

・最も標的とされた小売・卸売業界では、過去12か月でフィッシング攻撃が400%以上増加

・フィッシング詐欺で最も標的にされた国は米国で、その次に高頻度で狙われたのは、シンガポール、ドイツ、オランダ、イギリス

・エンドユーザーが不審なメールに警戒感を示すようになっている中、SMSフィッシングなど、新たなフィッシングの攻撃ベクトルが他の手法よりも速く増大

・増大するフィッシング行為は、犯罪者にとっての技術的参入障壁を下げる、構築済みの攻撃ツールの市場が形成されているPhishing-as-a-Serviceの手法と直接関連
 

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