情報通信研究機構、2022年度実践的サイバー防御演習「CYDER」の受講申し込み受け付けを開始
- 2022/05/18 10:30
- SecurityInsight
情報通信研究機構(NICT)は5月17日、2022年度の実践的サイバー防御演習「CYDER」の年間開催日程を公開するともに、受講申し込みの受け付けを開始することを発表した。
「CYDER」は、NICTのサイバーセキュリティ研究で得られた技術的知見と大規模計算環境を最大限に活用した体験型の実践的サイバー防御演習で、セキュリティインシデントが発生した際の対応手順や事前の備え等について学ぶことができる。
「CYDER」の演習プログラムは、「事前学習(基礎知識の習得等)」と「演習」で構成。演習では、組織のネットワーク環境を模した仮想環境で擬似的に発生させたサイバー攻撃に対して、具体的な対応の検討や、実際にツールを操作して対処を行なう実践課題に取り組む。
課題を通じて「セキュリティインシデントの発生から事後対応までの一連の流れ」をロールプレイ形式で経験し、対応手順と具体的な対処を体験的に学ぶことが可能。演習で体験する攻撃シナリオは、最新のサイバー攻撃事例に基づいたリアリティのある構成で、「平時の備え」や「被害を抑えるための対応」等に関して実務に活かせる気づきが得られる内容となっている。
会場で実施する集合演習コースとオンライン演習コースがある。