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イルミオ、ゼロトラスト戦略の現状とセグメンテーション技術のビジネスへの影響に焦点を当てた「ゼロトラスト・インパクト・レポート)」(英語)を公開

イルミオは6月1日、ゼロトラスト戦略の現状とセグメンテーション技術のビジネスへの影響に焦点を当てた調査結果レポート「Zero Trust Impact Report(ゼロトラスト・インパクト・レポート)」(英語)を公開した。この調査は、日本を含む8か国のITとセキュリティの専門家1000人を対象に実施された。調査結果の概要は以下のとおり。

・過去2年間だけでも、調査対象者の4分の3以上(76%)がランサムウェア攻撃を経験しており、3分の2(66%)が少なくとも1回のソフトウェアサプライチェーン攻撃を経験していた。半数以上(52%)は、サイバー攻撃が重大な侵害につながると認識している。

・サイバーレジリエンスを改善し、攻撃が甚大な被害に発展する恐れを低減する手段として、回答者の90%が今年度のセキュリティの最優先事項3つのうちの1つにゼロトラスト戦略の推進を挙げている。

・ゼロトラスト・セグメンテーションの成熟度別に回答者を3つのカテゴリーに分類した場合、上級ユーザーとして分類されるカテゴリーである「パイオニア」の75%が、専用のセグメンテーションツールがゼロトラストに不可欠であると認識しており、81%がセグメンテーションをゼロトラストにおける重要なテクノロジーであると回答。

・ゼロトラスト戦略の一環としてゼロトラスト・セグメンテーションを導入した組織は、アプリケーションダウンタイム時のコストを平均2010万ドル削減し、年間に5件の甚大なサイバー被害を回避し、次年度に向けてはさらに14件のデジタル・クラウド変革プロジェクトの推進を計画しているとしている。
 

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