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マカフィー、ネット接続している家族に関するグローバル調査の結果を発表 〜日本の親は、子供のモバイルデバイスにセキュリティ対策を施すことが世界平均と比べて圧倒的に少ないことが判明

マカフィーは6月3日、「2022年度 McAfee Connected Family Study(ネット接続している家族に関するグローバル調査)」の結果を発表した。世界10カ国の親1万5500人とその子供1万2000人以上を対象に、家族のオンライン上の接続と保護対策の状況について理解するために同社が実施した。その概要は次のとおり。

世界全体で56%の保護者が自分のスマートフォンをパスワードやパスコードで保護していると答えたのに対し、子供のスマートフォンにも同じことをしていると答えたのは42%にとどまった。

特に日本の親は、子供のモバイルデバイスでセキュリティや安全性の対策を施すことが圧倒的に少ないことが分かった。ネットの閲覧履歴やメール履歴をチェックしているという回答はわずか9%で、世界全体の回答と比較すると23%低い割合。

そのほか、保護者機能ソフトウェアの使用(15%少ない)、特定サイトへのアクセスの制限(14%少ない)、対面での監視(13%少ない)などに関しても、世界平均と比較して2桁少ないという結果が出た。日本では、他国と比べてデバイス利用率が低く、子供たちのオンラインのリスクに関する経験の少なさにつながっていた。

 

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